偽牙工房 ~Fake Fang Factory~ ヴァンパイア・クロニクルズの登場人物

生年月日未詳。おそらく1920年頃(？)。完全無欠の英国紳士で、レスタトの恋人。ルイとも仲良し(恋人？)。

人間だった頃は、レスタトが書き残した著書や、手放した所持品などをもとにヴァンパイアの追跡研究をしていた。その活動がレスタトの関心を引き、幾度か接触を繰り返すうちに友人となる(人間のまま)。
当初デヴィッドはヴァンパイアになることを拒否していたが、最終的には、レスタトが彼と別れたくないあまりに無理矢理ヴァンパイアにしてしまった。しかしデヴィッドはレスタトを愛していたので、「君を嫌いになるなんてできない」と言ってレスタトをあっさり許した。以降、レスタト、ルイと一緒にいる。

知性と教養にあふれた、落ち着きのある大人。どんな時でも理性的。それでいて洒落た一面もあり、レスタトとルイの中間的な性質を持つ。

人間だった頃、旅先で出会ったブラジル人美少年と恋に落ち、1週間(2週間だったかもしれない)ホテルにこもって昼も夜もヤリまくったなどという逸話を自ら公式で披露した真性ゲイ紳士。
でもきっと女も抱けるエロ紳士。

レスタトが彼に向かって言った、「大丈夫です、手は出しません」は梔子的・シリーズ史上に残る名言。

レスタトよりも背が高い(180センチ台後半？）。
ブロンズの肌に、茶髪。明るい茶色の瞳をしている。

[0回]

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ルイ・ド・ポワント・デュラック

2013/11/26 [Tue] 23:10:03

Louis de Pointe du Lac

(ルイ・ド・ポワント・デュ・ラック)

1766年10月4日生まれ。旧フランス領ニューオーリンズ(現アメリカ合衆国)出身。レスタトの恋人。
もともとは、黒人奴隷を使って広大な農園を経営するフランス人ブルジョワジーだった。有り余る富と美貌の持ち主だったが、些細な諍いで弟を死なせてしまったことを気に病み、生きる気力を失っていた。

25歳のある日、レスタトに見初められ、ヴァンパイアとなって彼と共に生きることを運命付けられる。以来、レスタトとは凄まじい共依存関係にあり、現存するヴァンパイアの中ではレスタトと最も付き合いが長い。現在でも、レスタトが最も強く執着している恋人のひとりである。

物静かで穏やかな性格。思慮深いが、どうしようもなく内省的で悲観的。作中、窮地に陥って助けを求めてくるレスタトを度々見捨てるが、そうした点に関する罪悪感は、
「僕はレスタトがいなければ生きていけないのに、彼を見捨てざるをえなかった…」
というような自己憐憫に置き換えられがちである。その後、自力で危機を乗りきったレスタトが帰ってくると、
「良かった。無事だったんだね。君のいない生活は地獄のようだった」
などと涙で迎えたりする不思議な人。
よく考えるとけっこう薄情な気がするが、レスタトは「彼の不実にさえも恋い焦がれ」ており、「この世で私を心底慰められるのは彼だけ」だそうなので、結局ラブラブ。

身長はレスタトより僅かに低いくらい（170センチ台後半？）。
黒髪に緑の瞳をした美形。

[2回]

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レスタト・ド・リオンクール

2013/11/26 [Tue] 23:07:10

Lestat de Lioncourt

(レスタト・ド・リオンクール)

1760年11月7日生まれ。フランス・オーヴェルニュ地方出身。リオンクール侯爵の末子として生を受けるが、田舎貴族の末弟という希望の無い立場に堪えられず、21歳の時に家出。
最初の恋人、ニコラ・ド・ランファンと共にパリへ出奔し、劇場で俳優をしていた。その姿が伝説のヴァンパイア・マグナスの目にとまり、彼の後継者として選ばれる。(マグナスは、レスタトをヴァンパイアにした直後に自殺。ちなみにニコラは、レスタトの力でヴァンパイアとなるが、僅か数年で発狂して死亡した。)

ヴァンパイアとなった後は、永遠の若さと不死身の体、超能力を積極的に享受してヴァンパイア人生を謳歌している。
派手好き、遊び好き、贅沢好きの浪費家で、奔放な性格。短気。「規則は破るためにある」が基本理念。冷酷なわけではないが、気分によってはけっこう残酷になれる。
頭は悪くないのに何故か思慮が浅く、後先考えずに動くので行動レベルは限りなく馬鹿。それでも本人は最強なので傷付かないが、とばっちりを受けた周囲に度々死人が出る(痛ましい話だ…)。
取り返しのつかない失敗をしてはよく泣くが、べつに反省はしない。
愛されているので、何をしても基本的には許されている。

身長約183センチ、金髪碧眼の美形。

[2回]

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