偽牙工房 ~Fake Fang Factory~ ルイ・ド・ポワント・デュラック

1766年10月4日生まれ。旧フランス領ニューオーリンズ(現アメリカ合衆国)出身。レスタトの恋人。
もともとは、黒人奴隷を使って広大な農園を経営するフランス人ブルジョワジーだった。有り余る富と美貌の持ち主だったが、些細な諍いで弟を死なせてしまったことを気に病み、生きる気力を失っていた。

25歳のある日、レスタトに見初められ、ヴァンパイアとなって彼と共に生きることを運命付けられる。以来、レスタトとは凄まじい共依存関係にあり、現存するヴァンパイアの中ではレスタトと最も付き合いが長い。現在でも、レスタトが最も強く執着している恋人のひとりである。

物静かで穏やかな性格。思慮深いが、どうしようもなく内省的で悲観的。作中、窮地に陥って助けを求めてくるレスタトを度々見捨てるが、そうした点に関する罪悪感は、
「僕はレスタトがいなければ生きていけないのに、彼を見捨てざるをえなかった…」
というような自己憐憫に置き換えられがちである。その後、自力で危機を乗りきったレスタトが帰ってくると、
「良かった。無事だったんだね。君のいない生活は地獄のようだった」
などと涙で迎えたりする不思議な人。
よく考えるとけっこう薄情な気がするが、レスタトは「彼の不実にさえも恋い焦がれ」ており、「この世で私を心底慰められるのは彼だけ」だそうなので、結局ラブラブ。

身長はレスタトより僅かに低いくらい（170センチ台後半？）。
黒髪に緑の瞳をした美形。

[2回]

ヴァンパイア・クロニクルズの登場人物 Comment(0)

この記事にコメントする

≪ Back　 │HOME│ 　Next ≫

[10] [9] [8] [4] [3] [2] [1]

NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: